2011年7月11日月曜日

ツール1週目

ツールが開幕して1週間。今日が最初の休養日。ここまでの9ステージを振り返ってみて思い出されるのは、毎日のようにおこる落車と、その影響でリタイヤしていく有力選手達。初日の集団落車でコンタドールが遅れてタイムを失ったことが、今となると懐かしいくらい。

ここまではほぼ平坦ステージで、昨日、一昨日が中級山岳ステージではあったけど、山で脱落した有力どころはほとんどいない。なのに、既にリタイヤしてしまった総合系選手として、ブライコビッチ、ウィギンス、ホーナー、ヴァンデンブロック、ヴィノクロフ…。総合系選手じゃないけど、ボーネンも去ってしまいました。

昨日のステージで、ヴァンデンブロック、ヴィノクロフにザブリスキーもリタイヤすることになった落車も酷かった(ヴィノクロフ、崖から落ちてたし…)けど、それ以上にありえなかったのがフレチャとフーガ―ランドが巻き込まれた、車との接触事故。



レース後、一番ダメージを負ったと思われるフーガ―ランドが「誰もせめられない」とコメントしてたようですが、そうはいっても表彰台でみせた涙がそれ以上のものを物語っていたような…。こんな事故は起こっていいものじゃないですよね。

しかし、実力以外の不運でレースを諦めざるを得ないことって、このスポーツの場合特に多いとは思うんだけど、ここまで立て続けに落車で被害を受けるシーンを目撃しちゃうと、なんだかモチベーションが下がってきてしまいますね…。この後のピレネー越えから、総合狙い選手どうしのがちな勝負も多くなるだろうし、そこで1週目のマイナスイメージを払拭するくらいの熱い闘いが観たいですね!

あっと、昨日のヴォクレールの奮闘と、それまでずっとマイヨジョーヌを守り抜いてきたフースホフト(とチームメイト)の頑張りは素晴らしかったです。事故のことばかり印象が残っちゃうとテンションタダ下がりなので、興奮した内容もしっかり記憶にのこさないとなー。

0 件のコメント:

コメントを投稿