かれこれ1週以上経つんだけど、ついに日本でも劇場公開となった「チェイシング・レジェンド」を早速鑑賞してきた。もうね、面白すぎ!興奮しました。映画で描かれていたシーンをだいたい知っていたとはいえ、映画としてしっかり編集された状態で鑑賞すると、こうも興奮度MAXで再観戦できるものなのか!と思いました。映画の舞台となった2009年のツール自体が面白かったというも、当然大きいんだけどさ。
この映画の見所は沢山あるけど、ヒンカピーがマイヨジョーヌを逃したシーンと、ラストのシャンゼリゼゴールは何度みてもいいですね。あと、トニー・マルティンの渾名が装甲車(たぶんpanzer)なのにちょっと笑った。確かに前を牽いてる時のマルティンは装甲車っぽいw
で、映画を見終わったあとにちょっと思ったこと。この映画、たぶんサイクルロードレースが好きじゃないと見向きもしない気がするけど、そうじゃない人にこそ観て欲しい気もするなぁ…と。ツール・ド・フランスの面白さが95分に凝縮されてて、ロードレースファンになるいいきっかけになりうる映画だと思うんだよね。個人的には、「チェイシング・レジェンド」でツールに興味を持って、そこからJスポで実際のツールを観戦してファンになり、その後で「ブラッド・スウェット&ギアーズ」を観てロードレースの深みを知る。って流れが自然な気がする。そう考えると、公開時期や順番が微妙な気がしないでもないけど…。
サイクルロードレース好きなら、相当なアンチカヴェンディッシュじゃない限り、鑑賞して後悔することはないと思います。かなりオススメ。
2011年7月26日火曜日
2011年7月25日月曜日
ツール閉幕
今年のツールが閉幕しました。いつものことだけど、グランツール終了後はなんとなく寂しい気持ちになりますね。
個人総合優勝は、最後の個人TTで見事逆転を決めたエヴァンス。チームに強力な山岳アシストが欠けることもあって、アルプス越えでは孤軍奮闘な状況になりがちですが、我慢に我慢を重ね、得意の個人TTでタイムを稼ぐことに成功!鮮やかでしたね。
逆に、1分近いリードを持っていたシュレク弟は、苦手な個人TTでタイムを落とし、これで3年連続の2位フィニッシュ。個人的に、シュレク兄弟がいまいち好きになれないこともあって、ツール終盤はエヴァンス頑張れなスタンスで応援してましたが、TTで逆転された後のゴールシーンで、明らかにがっかりしてた表情をみると、さすがに気の毒な気もしてきたけど、これが勝負の世界なわけで、勝者は一人ということで、まだまだ若いんだし、来年以降もチャンスは続くでしょう。
ジロに続いてのダブルツール達成も期待されたコンタドールは結局5位フィニッシュ。山岳で遅れる、という今までに見たことのないシーンに衝撃を受けてしまいましたが、特に過酷なコース設定だったと言われる今年のジロの後ではコンディションを再び整えるのは非常に厳しかったみたいですねー。個人総合優勝が遠のいた後にみせた積極的な逃げに、王者の意地をみた気もするけど、残念ながら最後まで結果には繋がりませんでした。ジロでの圧倒的な強さに、この人がグランツールにでてくるだけで盛り上がりが欠けちゃう!くらいの印象が出来つつあったけど、いくら強い選手でもやっぱり人間なんだなぁと思いました。
他に今回のツールは、最初の週で繰り返し発生した集団落車によるエースのリタイヤが多くて、出だしで応援のモチベーションがちょっと落ちちゃいました(特にレディオシャック勢に続いた災難がなぁ…)が、前半に魅せたマイヨ雷神さまの活躍と、中盤から終盤までマイヨジョーヌを着続けたヴォクレースの活躍が強く印象に残りましたね~。
あとは、毎度のことながらHTCハイロードの牽きから発射されるカヴェンディッシュの圧巻スプリント、ステージ2勝を飾ったボアッソン(シャンゼリゼでも、カヴェンディッシュについていけたのはこの人だけでしたね)の勝利とかが記憶に残ったかな?
逆に、ニキ・セレンセンのバイク接触とか、フレチャとフーガ―ランドが巻き添えを食らった車との接触事故とか…ありえない事故なんかも。レースが興行として盛り上がるにつれ、メディアもより際どいシーンを捉えたくなるのかもしれないけど、こういう事故でレースに悪影響が出るのは避けて欲しいものです。
好きな選手の中では、去年のジロでみせた山岳での爆発力が出せなかったバッソへの残念感、序盤の落車の影響で早々にリタイヤしちゃったボーネン、期待された個人成績では結果を残せなかったマルティン(個人TT勝利はすばらしかったけど!)等々、応援しがいがないまま終わっちゃいましたが、また来年以降に期待しよぅ…。
つか、HTCハイロードのスポンサー探しは結局どうなったんだろう?
個人総合優勝は、最後の個人TTで見事逆転を決めたエヴァンス。チームに強力な山岳アシストが欠けることもあって、アルプス越えでは孤軍奮闘な状況になりがちですが、我慢に我慢を重ね、得意の個人TTでタイムを稼ぐことに成功!鮮やかでしたね。
逆に、1分近いリードを持っていたシュレク弟は、苦手な個人TTでタイムを落とし、これで3年連続の2位フィニッシュ。個人的に、シュレク兄弟がいまいち好きになれないこともあって、ツール終盤はエヴァンス頑張れなスタンスで応援してましたが、TTで逆転された後のゴールシーンで、明らかにがっかりしてた表情をみると、さすがに気の毒な気もしてきたけど、これが勝負の世界なわけで、勝者は一人ということで、まだまだ若いんだし、来年以降もチャンスは続くでしょう。
ジロに続いてのダブルツール達成も期待されたコンタドールは結局5位フィニッシュ。山岳で遅れる、という今までに見たことのないシーンに衝撃を受けてしまいましたが、特に過酷なコース設定だったと言われる今年のジロの後ではコンディションを再び整えるのは非常に厳しかったみたいですねー。個人総合優勝が遠のいた後にみせた積極的な逃げに、王者の意地をみた気もするけど、残念ながら最後まで結果には繋がりませんでした。ジロでの圧倒的な強さに、この人がグランツールにでてくるだけで盛り上がりが欠けちゃう!くらいの印象が出来つつあったけど、いくら強い選手でもやっぱり人間なんだなぁと思いました。
他に今回のツールは、最初の週で繰り返し発生した集団落車によるエースのリタイヤが多くて、出だしで応援のモチベーションがちょっと落ちちゃいました(特にレディオシャック勢に続いた災難がなぁ…)が、前半に魅せたマイヨ雷神さまの活躍と、中盤から終盤までマイヨジョーヌを着続けたヴォクレースの活躍が強く印象に残りましたね~。
あとは、毎度のことながらHTCハイロードの牽きから発射されるカヴェンディッシュの圧巻スプリント、ステージ2勝を飾ったボアッソン(シャンゼリゼでも、カヴェンディッシュについていけたのはこの人だけでしたね)の勝利とかが記憶に残ったかな?
逆に、ニキ・セレンセンのバイク接触とか、フレチャとフーガ―ランドが巻き添えを食らった車との接触事故とか…ありえない事故なんかも。レースが興行として盛り上がるにつれ、メディアもより際どいシーンを捉えたくなるのかもしれないけど、こういう事故でレースに悪影響が出るのは避けて欲しいものです。
好きな選手の中では、去年のジロでみせた山岳での爆発力が出せなかったバッソへの残念感、序盤の落車の影響で早々にリタイヤしちゃったボーネン、期待された個人成績では結果を残せなかったマルティン(個人TT勝利はすばらしかったけど!)等々、応援しがいがないまま終わっちゃいましたが、また来年以降に期待しよぅ…。
つか、HTCハイロードのスポンサー探しは結局どうなったんだろう?
2011年7月11日月曜日
ツール1週目
ツールが開幕して1週間。今日が最初の休養日。ここまでの9ステージを振り返ってみて思い出されるのは、毎日のようにおこる落車と、その影響でリタイヤしていく有力選手達。初日の集団落車でコンタドールが遅れてタイムを失ったことが、今となると懐かしいくらい。
ここまではほぼ平坦ステージで、昨日、一昨日が中級山岳ステージではあったけど、山で脱落した有力どころはほとんどいない。なのに、既にリタイヤしてしまった総合系選手として、ブライコビッチ、ウィギンス、ホーナー、ヴァンデンブロック、ヴィノクロフ…。総合系選手じゃないけど、ボーネンも去ってしまいました。
昨日のステージで、ヴァンデンブロック、ヴィノクロフにザブリスキーもリタイヤすることになった落車も酷かった(ヴィノクロフ、崖から落ちてたし…)けど、それ以上にありえなかったのがフレチャとフーガ―ランドが巻き込まれた、車との接触事故。
レース後、一番ダメージを負ったと思われるフーガ―ランドが「誰もせめられない」とコメントしてたようですが、そうはいっても表彰台でみせた涙がそれ以上のものを物語っていたような…。こんな事故は起こっていいものじゃないですよね。
しかし、実力以外の不運でレースを諦めざるを得ないことって、このスポーツの場合特に多いとは思うんだけど、ここまで立て続けに落車で被害を受けるシーンを目撃しちゃうと、なんだかモチベーションが下がってきてしまいますね…。この後のピレネー越えから、総合狙い選手どうしのがちな勝負も多くなるだろうし、そこで1週目のマイナスイメージを払拭するくらいの熱い闘いが観たいですね!
あっと、昨日のヴォクレールの奮闘と、それまでずっとマイヨジョーヌを守り抜いてきたフースホフト(とチームメイト)の頑張りは素晴らしかったです。事故のことばかり印象が残っちゃうとテンションタダ下がりなので、興奮した内容もしっかり記憶にのこさないとなー。
ここまではほぼ平坦ステージで、昨日、一昨日が中級山岳ステージではあったけど、山で脱落した有力どころはほとんどいない。なのに、既にリタイヤしてしまった総合系選手として、ブライコビッチ、ウィギンス、ホーナー、ヴァンデンブロック、ヴィノクロフ…。総合系選手じゃないけど、ボーネンも去ってしまいました。
昨日のステージで、ヴァンデンブロック、ヴィノクロフにザブリスキーもリタイヤすることになった落車も酷かった(ヴィノクロフ、崖から落ちてたし…)けど、それ以上にありえなかったのがフレチャとフーガ―ランドが巻き込まれた、車との接触事故。
レース後、一番ダメージを負ったと思われるフーガ―ランドが「誰もせめられない」とコメントしてたようですが、そうはいっても表彰台でみせた涙がそれ以上のものを物語っていたような…。こんな事故は起こっていいものじゃないですよね。
しかし、実力以外の不運でレースを諦めざるを得ないことって、このスポーツの場合特に多いとは思うんだけど、ここまで立て続けに落車で被害を受けるシーンを目撃しちゃうと、なんだかモチベーションが下がってきてしまいますね…。この後のピレネー越えから、総合狙い選手どうしのがちな勝負も多くなるだろうし、そこで1週目のマイナスイメージを払拭するくらいの熱い闘いが観たいですね!
あっと、昨日のヴォクレールの奮闘と、それまでずっとマイヨジョーヌを守り抜いてきたフースホフト(とチームメイト)の頑張りは素晴らしかったです。事故のことばかり印象が残っちゃうとテンションタダ下がりなので、興奮した内容もしっかり記憶にのこさないとなー。
2011年6月30日木曜日
ツール・ド・フランス開幕!
いよいよツールが開幕ですね!シクロワイアードのコースプロフィールみてたら興奮度が高まってきました!
ヴァンデで開幕する第98回ツール 海道や中央山塊を越える前半ステージ
アルプス100周年 ガリビエとラルプデュエズで激化する優勝争い
今日の夜は、ツールのチームプレゼンテーションもライブ実況があるようで、もうwktkがとまらんですよ。ただ、非常に残念なのが、今年もツールのメンバー入りが期待されていたユーロップカーの新城選手が、残念ながらメンバーに選出されなかったこと。私がサイクルロードレースを観るようになったのは一昨年のツールからなわけですが、一昨年、去年と日本人選手の活躍っぷりを観るのがたまらなく盛り上がったので、なんだかとても悲しいです。まぁ、選ばれなかったことを一番くやしがっているのは本人だろうし、新城選手にはこれを糧に、さらなる成長を期待したいですね。
ヴァンデで開幕する第98回ツール 海道や中央山塊を越える前半ステージ
アルプス100周年 ガリビエとラルプデュエズで激化する優勝争い
今日の夜は、ツールのチームプレゼンテーションもライブ実況があるようで、もうwktkがとまらんですよ。ただ、非常に残念なのが、今年もツールのメンバー入りが期待されていたユーロップカーの新城選手が、残念ながらメンバーに選出されなかったこと。私がサイクルロードレースを観るようになったのは一昨年のツールからなわけですが、一昨年、去年と日本人選手の活躍っぷりを観るのがたまらなく盛り上がったので、なんだかとても悲しいです。まぁ、選ばれなかったことを一番くやしがっているのは本人だろうし、新城選手にはこれを糧に、さらなる成長を期待したいですね。
2011年6月25日土曜日
「チェイシング・レジェンド」予告編
公開されるのを待ちわびていた「チェイシング・レジェンド」の予告編がアップされていた。
いやー、ほんとに楽しみだ。日本語字幕の入ってないDVDを米amazonで購入してしまったのはちょっと早まってしまったけどな…。
それにしても、これだけレースで結果を残しているチームなのに、来期のスポンサー探しに難航して、このままスポンサーが見つからなければ今年でチーム解体の危機とか、ちょっと間違ってるよなぁ。
いやー、ほんとに楽しみだ。日本語字幕の入ってないDVDを米amazonで購入してしまったのはちょっと早まってしまったけどな…。
それにしても、これだけレースで結果を残しているチームなのに、来期のスポンサー探しに難航して、このままスポンサーが見つからなければ今年でチーム解体の危機とか、ちょっと間違ってるよなぁ。
2011年6月9日木曜日
「ブラッド・スウェット&ギアーズ」
後にプロチームになるガーミンの、チーム立ち上げから、1年目にしてツールに挑むところまでを追ったドキュメンタリー映画「ブラッド・スウェット&ギアーズ」を鑑賞してきた。
映画で描かれる2008年のロードレースシーンは、まだこのスポーツに興味がなかった頃の話ってこともあり、知らないことだらけだったので、大変興味深い内容でしたよー。チーム立ち上げの中心人物として、監督のヴォーターズの影響力が大きいのは当然として、選手の中心がミラーだったのを知って、へぇぇ!と思うような場面も多かったです。あと、ツールで活躍したヴァンデベルデの話も面白かった。
逆に残念だったのは、チーム一の変わり者と思われるザブリスキーの描写が全くなかったことだろうか。まぁ、映画の方向性とザブのキャラクターが正反対だったのかもしれないけど、映画のスパイスにはなったと思うし、少しは描かれて欲しかったなぁ…と思った人も多いんじゃないだろうか。
ミラーもヴァンデベルデも、今ではチーム内の各選手の立ち位置も随分と変わってきたと思うけど、それでも2人の存在感は大きいわけだし、今までも比較的好感度の高い選手たちだったけど、映画を見たことで一層ファンに近くなったかもしれない。
映画で描かれる2008年のロードレースシーンは、まだこのスポーツに興味がなかった頃の話ってこともあり、知らないことだらけだったので、大変興味深い内容でしたよー。チーム立ち上げの中心人物として、監督のヴォーターズの影響力が大きいのは当然として、選手の中心がミラーだったのを知って、へぇぇ!と思うような場面も多かったです。あと、ツールで活躍したヴァンデベルデの話も面白かった。
逆に残念だったのは、チーム一の変わり者と思われるザブリスキーの描写が全くなかったことだろうか。まぁ、映画の方向性とザブのキャラクターが正反対だったのかもしれないけど、映画のスパイスにはなったと思うし、少しは描かれて欲しかったなぁ…と思った人も多いんじゃないだろうか。
ミラーもヴァンデベルデも、今ではチーム内の各選手の立ち位置も随分と変わってきたと思うけど、それでも2人の存在感は大きいわけだし、今までも比較的好感度の高い選手たちだったけど、映画を見たことで一層ファンに近くなったかもしれない。
2011年6月5日日曜日
相模湖
ここ1年、サイクルロードレース観戦は楽しくなる一方なのに、自分でロングライドに出る回数がどんどん少なくなってきて、これじゃいかん!と最近は遠出を心がけるようにしてます。
昨日は、高尾山から大垂水峠を越えて相模湖までサイクリング。以前高尾山往復は行ったことがあるんだけど、大垂水峠を越えたのは初めて。というか、一応峠という名前がついた道を越えたのが、今回が初めてのことだったりする。これも、先週までNHKで放映されていた「チャレンジ!ホビー」をみて、山越えがどのくらいしんどいかを試してみたくなった、ってのが大きかったんだけど、実際に走ってみた山道は実にしんどかった。
最初はペダルもけっこうクルクルまわるし、意外と楽勝なんじゃね?とか思ってたんですが、距離がすすむにつれて脚の余力がなくなっていく…。あれですね、ギアをインナーローに変えてしまうと、これ以上軽いギアはない!という事実がどんどん重たくなっていくんだよね。心拍数があがって、汗もだらだらになって、それでもどこまで登りが続くかわからないという不安。ついには、路肩が少し広くなってる箇所で、水分補給もかねて一旦小休止。つか、ロードレースをみてると、山のぼりながら給水してる姿とか見ることあるけど、あんな芸当できません。
果たして最後まで登りきれるんだろうか…とビビりながら、ヒーヒー言いながらそれでも頑張っていると、いきなり斜度がゆるくなって、そして始まる下り坂。どうやら登りきれたみたい!という達成感と、ノンストップで坂を下る爽快感と。山は下るために登るんだ、という気持ちがよくわかりました。たまらなく楽しいっす。
そんなこんなで、どうにか相模湖までたどり着くことができました。さすがにもう山を登り切る脚力はどこにも残っていなかったってのと、尻もだいぶいたかったので、当初の予定通り輪行で引き返してきました。
それにしても、山を登るのは想像以上にしんどかったけど、登り切ったあとに感じた達成感もかなりのものだった。これはもうちょっと山登り頑張ってみようかな?という気持ちになるな。こればかりは経験を積まねば、だとは思うし、手頃な山を探して輪行で遠征するってことをもうちょっとやっていきたいな。
ちなみに、走ったルートはこんな感じでした。
昨日は、高尾山から大垂水峠を越えて相模湖までサイクリング。以前高尾山往復は行ったことがあるんだけど、大垂水峠を越えたのは初めて。というか、一応峠という名前がついた道を越えたのが、今回が初めてのことだったりする。これも、先週までNHKで放映されていた「チャレンジ!ホビー」をみて、山越えがどのくらいしんどいかを試してみたくなった、ってのが大きかったんだけど、実際に走ってみた山道は実にしんどかった。
最初はペダルもけっこうクルクルまわるし、意外と楽勝なんじゃね?とか思ってたんですが、距離がすすむにつれて脚の余力がなくなっていく…。あれですね、ギアをインナーローに変えてしまうと、これ以上軽いギアはない!という事実がどんどん重たくなっていくんだよね。心拍数があがって、汗もだらだらになって、それでもどこまで登りが続くかわからないという不安。ついには、路肩が少し広くなってる箇所で、水分補給もかねて一旦小休止。つか、ロードレースをみてると、山のぼりながら給水してる姿とか見ることあるけど、あんな芸当できません。
果たして最後まで登りきれるんだろうか…とビビりながら、ヒーヒー言いながらそれでも頑張っていると、いきなり斜度がゆるくなって、そして始まる下り坂。どうやら登りきれたみたい!という達成感と、ノンストップで坂を下る爽快感と。山は下るために登るんだ、という気持ちがよくわかりました。たまらなく楽しいっす。
そんなこんなで、どうにか相模湖までたどり着くことができました。さすがにもう山を登り切る脚力はどこにも残っていなかったってのと、尻もだいぶいたかったので、当初の予定通り輪行で引き返してきました。
それにしても、山を登るのは想像以上にしんどかったけど、登り切ったあとに感じた達成感もかなりのものだった。これはもうちょっと山登り頑張ってみようかな?という気持ちになるな。こればかりは経験を積まねば、だとは思うし、手頃な山を探して輪行で遠征するってことをもうちょっとやっていきたいな。
ちなみに、走ったルートはこんな感じでした。
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