2010年9月24日金曜日

ブエルタ終了

結局あんまり気合いを入れた観戦モードにならないまま、今年最後のグランツールが終わってしまいました。終わってから既に5日も経過しているわけだけどw

でも、要所は押さえることはできたかな?
特に、第20ステージ、最後の山頂ゴールにて、個人総合を争っていたニーバリとモスケーラの一騎打ちには痺れましたねー。モスケーラのアタックにニーバリがおいてかれた時にはどうなっちゃうんだ!?と思ったけど、レース後のコメント見る限り本人はかなり冷静だったみたいですね。ジロで上位入賞した経験も活きていたんでないでしょーか。たぶん、2人のタイム差がもっと迫っていたら、また違った展開になったかもしれなかったけど、今回はニーバリ強しでした。

アントンの落車リタイアがなければ、その先の展開どうなっていただろうなぁ…とも思わないでもないけど、落車はレースにつきものだし、そこに巻き込まれてしまったのも運の一言では片付けられない何かがあるんでしょう。でも、アントンがリタイアするまでは、このまま個人総合はアントンかな?と思う安定度があったし(アントンが個人TTをどのくらい得意としているのか知らないので、ひょっとするとホアキンみないなことになってたかもしれないけどさ)、残念なアクシデントでした。ま、彼はチームが弱体化しない限り、まだまだブエルタでチャンスはあるでしょう。また来年に期待、かな?

以下、注目選手達についての個人的雑感。


  • ニーバリ
登りもこなせて、ダウンヒルが速くて、TTも上位に食い込むうえ、チームの総合力もとっても高い。いうことなしのユーティリティプレイヤーになりました。来年、バッソとの棲み分けはどうなるんだろう?とか、グランツールでコンタドールやアンディと渡り合えるのだろうか?とか、気になる点は残ってるけど、やっぱり良い選手ですよね。


  • モスケーラ
ザ・仕事人な印象は、今年さらに強くなりました。来年、くせ者揃い?のヴァカン・ソレイユに移籍することで、新境地を開くことはできるのか?


  • ホアキン・ロドリ
もう少し個人TT頑張りましょうw と言っても、本人もこればかりはどうしようもないよ…的なコメントしてたっぽいし、なかなか厳しいですね。


  • アントン
山岳での安定度は随一。不運だったけど、来年も期待できるんじゃないでしょーか。最大の不安材料は、エウスカルテルがプロツアーチームとして存続し続けられるのか、だったりして。


  • ニコラス・ロッシュ
連日のようにステージTOP10に名を連ねる安定度。山岳でもしぶとく粘ってました。まだまだ表彰台に登るにはパンチ力が足りない気もするけど、ここからどう強くなるのか、地味に期待していたりする。


  • カヴェンディッシュとマシュー・ゴス
レンショーというリードアウト役不在の中、HTCはどうゴール前のスプリントで闘うんだろうと思っていたら、ゴスが期待以上のリードアウト役を果たしたとさ。もちろんカヴェンディッシュの圧倒的なスプリント力あってこそなんだけど、ゴス単独でも相当速いよね。何気に、世界選手権でゴール前スプリントになろうものなら、ゴスは怖い存在だと思っていたりする。


  • ジルベール
ステージ2勝。かなり充実してますね。去年のシーズン終了前、パリ~トゥールからロンバルディアまで連勝してた頃の勢いに近いように見える。世界選手権を本気で狙っているようだけど、少人数での抜けだしゴールに持ち込めるようなら、相当優勝に近い存在ではないだろうか。

2010年9月6日月曜日

いろんな移籍話 その3

どうやら、LLサンチェスがラボバンクに移籍するらしい。
ラボバンクかー…。

メンショフを放出したのは、自チーム出身の若手が伸びてきて、オランダ人で戦っていく方針にしたのかなぁとか勝手に想像してたんだけど、別にそういわけじゃないのね。

でも、LLサンチェスは才能のある選手だと思うんだけど、グランツールで総合上位を狙うオールラウンダーかと言うと、そういうイメージもないんだよな。1週間程度のステージレース狙いなら良い選手だと思うんだけども。グランツールは、今年のツールでも活躍したへーシンクをメインに、LLサンチェスはダブルエース扱いとかになるのだろうか?

ブエルタ1週目

ブエルタ、最初の1週間が終わって、今日は休養日。
しかし…、今大会はすこしペースを落として観戦しようとは思っていたけど、まさか土日の山岳コースで、終盤寝落ちしてしまうとは。いくらなんでも、こりゃいかんですな。

いくつか要因はあると思うんだけどさ。
・レースへの興味が低め。
・放送時間が遅め。
・疲れている。
・実況のテンションも低め(ほんと?)。
・他にやりたいことがある。

などなど。
でもさ、やっぱり総合順位が変動しそうな山岳コースくらいは、少し気合い入れて観戦しないと…。
この後、怒濤のように山頂ゴールのステージが待っているようなので、そこではテンションあげていきますよ!

あ、ちなみにここまでのレース結果を見る限り、総合上位3人のアントン、ホアキン・ロドリゲス、ニバリの3人はほんと調子良さそうですね。おそらくこの後も、この3人を中心にレースは動いていくと思われるし、リザルト追ってる限り大会は面白い感じなので、一度スイッチが入っちゃうと観戦が止まらなくなる恐れもあるんだよなー。