今年最初のグランツール、ジロ・デ・イタリアが終了。
感想を一言で言うと、「コンタドール無双すぎて、俺は盛り上がらなかった」。
序盤の山場エトナ山ステージにて、大会前から言われていた1強ぶりが、想像以上に飛び抜けていたことがわかって、そこからはちょっと熱が入らなかったなぁ…。
コンタドールがいないものと見立てて、2位以下の争いに注目すれば、順位の入れ替わりも結構あったし、各チーム間の駆け引きなんかも垣間見えて、もうちょっと楽しみようもあったと思うんだけど、今年は3~4月中のクラシック戦がすごく面白かったってのと、去年のジロの痺れるような展開が忘れられなかったこともあって、それらのレースと比較しちゃうとどうしても盛り上がりに欠ける印象がね。
同じ1強でも、カンチェラーラが図抜けていたRVVやパリ~ルーベでは、その1強を負かすための駆け引きが面白かったんだよなー。今回のジロでは、コンタドールを負かすための方法というのが、見てるこっち側だけじゃなくて、闘ってるチームや選手たちもまったく見いだすことができないまま終わっちゃった感じ。これじゃいけません…。
コンタドールがステージレースでずば抜けて強いという状況はこの後もしばらく続くだろうし、今年はドーピング問題で不安定な環境にいるとはいえ、どうやらツールにも参加できそうってことで、ツールも同じような展開にならないといいのだけども…と、早くもちょっと不安を感じている。
ま、ジロをパスしたシュレク兄弟やバッソが、もっとコンタドールを追い詰めてくれるでしょう、きっと。きっと…。
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