2010年10月3日日曜日

世界選手権観戦中

日曜日の朝っぱらからJスポで世界選手権を観戦中。今年はオーストラリアが開催地なので時差がほとんどないわけで、滅多にない日本時間昼間のレース観戦。

なんだか既に、逃げとメイン集団に大きなタイム差があったり、メイン集団が意味不明のタイミングで中切れをおこしたりと、挙動不審な展開が起きてますが、これは無線が使えない影響なのかな。

さて、まだまだレースが序盤のうちに、私の優勝予想をしてみる。
世間的に、今大会はジルベール向き、本人もそれを自覚してる発言をしてるうえ調子もよさそうなところをみると、やっぱり一番優勝に近いのはジルベールじゃないかな?と思う。けど、去年の世界選手権をみてて思ったのは、優勝候補はまわりからのマークも半端じゃなく厳しくなるところ。イタリアやスペインといった強豪国が、ジルベールに楽を指せるわけもないので、前評判どおりジルベールが圧倒的に有利かというと、そうともいえないんじゃないだろうか。

ポッツァート、フレイレ、カヴェンディッシュ、ファラーといった選手も有力候補だと思うけど、私の予想はちょっと穴狙いでサガンに期待。チーム力に期待できるかというと、それはないんだろうけど、サガンとジルベールってものすごく似たタイプの選手だと思うんだよね。経験の差がとてつもなく大きいのはわかっているけど、むしろまだまだ経験がないからこその思い切ったレースっぷりに期待してる。アームストロングが世界選手権に勝った時の状況だって、今のサガンと同じようなもんだと思っている。

ノーマークだからこそ生まれる勝機ってのもあるんじゃないかな?

ということをつらつら書いてたら、今実況で栗村さんからもサガンの名前がちょろっと出てた。まぁ、可能性としてはありえるんじゃない?って気持ちで注目してみようと思う。

2010年9月24日金曜日

ブエルタ終了

結局あんまり気合いを入れた観戦モードにならないまま、今年最後のグランツールが終わってしまいました。終わってから既に5日も経過しているわけだけどw

でも、要所は押さえることはできたかな?
特に、第20ステージ、最後の山頂ゴールにて、個人総合を争っていたニーバリとモスケーラの一騎打ちには痺れましたねー。モスケーラのアタックにニーバリがおいてかれた時にはどうなっちゃうんだ!?と思ったけど、レース後のコメント見る限り本人はかなり冷静だったみたいですね。ジロで上位入賞した経験も活きていたんでないでしょーか。たぶん、2人のタイム差がもっと迫っていたら、また違った展開になったかもしれなかったけど、今回はニーバリ強しでした。

アントンの落車リタイアがなければ、その先の展開どうなっていただろうなぁ…とも思わないでもないけど、落車はレースにつきものだし、そこに巻き込まれてしまったのも運の一言では片付けられない何かがあるんでしょう。でも、アントンがリタイアするまでは、このまま個人総合はアントンかな?と思う安定度があったし(アントンが個人TTをどのくらい得意としているのか知らないので、ひょっとするとホアキンみないなことになってたかもしれないけどさ)、残念なアクシデントでした。ま、彼はチームが弱体化しない限り、まだまだブエルタでチャンスはあるでしょう。また来年に期待、かな?

以下、注目選手達についての個人的雑感。


  • ニーバリ
登りもこなせて、ダウンヒルが速くて、TTも上位に食い込むうえ、チームの総合力もとっても高い。いうことなしのユーティリティプレイヤーになりました。来年、バッソとの棲み分けはどうなるんだろう?とか、グランツールでコンタドールやアンディと渡り合えるのだろうか?とか、気になる点は残ってるけど、やっぱり良い選手ですよね。


  • モスケーラ
ザ・仕事人な印象は、今年さらに強くなりました。来年、くせ者揃い?のヴァカン・ソレイユに移籍することで、新境地を開くことはできるのか?


  • ホアキン・ロドリ
もう少し個人TT頑張りましょうw と言っても、本人もこればかりはどうしようもないよ…的なコメントしてたっぽいし、なかなか厳しいですね。


  • アントン
山岳での安定度は随一。不運だったけど、来年も期待できるんじゃないでしょーか。最大の不安材料は、エウスカルテルがプロツアーチームとして存続し続けられるのか、だったりして。


  • ニコラス・ロッシュ
連日のようにステージTOP10に名を連ねる安定度。山岳でもしぶとく粘ってました。まだまだ表彰台に登るにはパンチ力が足りない気もするけど、ここからどう強くなるのか、地味に期待していたりする。


  • カヴェンディッシュとマシュー・ゴス
レンショーというリードアウト役不在の中、HTCはどうゴール前のスプリントで闘うんだろうと思っていたら、ゴスが期待以上のリードアウト役を果たしたとさ。もちろんカヴェンディッシュの圧倒的なスプリント力あってこそなんだけど、ゴス単独でも相当速いよね。何気に、世界選手権でゴール前スプリントになろうものなら、ゴスは怖い存在だと思っていたりする。


  • ジルベール
ステージ2勝。かなり充実してますね。去年のシーズン終了前、パリ~トゥールからロンバルディアまで連勝してた頃の勢いに近いように見える。世界選手権を本気で狙っているようだけど、少人数での抜けだしゴールに持ち込めるようなら、相当優勝に近い存在ではないだろうか。

2010年9月6日月曜日

いろんな移籍話 その3

どうやら、LLサンチェスがラボバンクに移籍するらしい。
ラボバンクかー…。

メンショフを放出したのは、自チーム出身の若手が伸びてきて、オランダ人で戦っていく方針にしたのかなぁとか勝手に想像してたんだけど、別にそういわけじゃないのね。

でも、LLサンチェスは才能のある選手だと思うんだけど、グランツールで総合上位を狙うオールラウンダーかと言うと、そういうイメージもないんだよな。1週間程度のステージレース狙いなら良い選手だと思うんだけども。グランツールは、今年のツールでも活躍したへーシンクをメインに、LLサンチェスはダブルエース扱いとかになるのだろうか?

ブエルタ1週目

ブエルタ、最初の1週間が終わって、今日は休養日。
しかし…、今大会はすこしペースを落として観戦しようとは思っていたけど、まさか土日の山岳コースで、終盤寝落ちしてしまうとは。いくらなんでも、こりゃいかんですな。

いくつか要因はあると思うんだけどさ。
・レースへの興味が低め。
・放送時間が遅め。
・疲れている。
・実況のテンションも低め(ほんと?)。
・他にやりたいことがある。

などなど。
でもさ、やっぱり総合順位が変動しそうな山岳コースくらいは、少し気合い入れて観戦しないと…。
この後、怒濤のように山頂ゴールのステージが待っているようなので、そこではテンションあげていきますよ!

あ、ちなみにここまでのレース結果を見る限り、総合上位3人のアントン、ホアキン・ロドリゲス、ニバリの3人はほんと調子良さそうですね。おそらくこの後も、この3人を中心にレースは動いていくと思われるし、リザルト追ってる限り大会は面白い感じなので、一度スイッチが入っちゃうと観戦が止まらなくなる恐れもあるんだよなー。

2010年8月31日火曜日

アルプスのとある峠の建築物

2009年のツールで、確かアルプス越えのステージにて、途中で映し出された建物がずっと気になってる。

ツール・ド・フランスのフィラー (・∀・)ヘーイマンマンマ♪2010





↑動画の6:30くらいに映し出される、山のとがってる部分に建てられた建造物。どうやって建てたんだろう…と思わずにいられないんだけど、せめてこの建物の名前がわかれば、その歴史について調べるのも簡単になるんだろうけど。


去年のDVDを観てみれば、このステージや峠の名前もわかるだろうし、ひょっとするとこの建物についても言及されてたかもしれない。記憶にはないんだけどな。今度調べてみよう。

ブエルタ第1ステージ&第2ステージ雑感

ここでロードレースがらみのブログを書き始めてから、まだ1ヶ月経ってないのに、早くも更新が億劫になってきました。始める前から、すぐにそうなるだろうことは想像してたんだけどさ。

さて、いよいよブエルタが始まりました。グランツールが始まるタイミングでブログ更新が滞るってどういうこった!?っていう突っ込みを自分でも入れたいところだけど、まぁそこは置いといて。

日曜日の朝一で、第1ステージ、スペインではナイトレースという形で、13キロのチームTT。録画して後でみるつもりだったけど、変な時間に目覚めて、時計を見てみるとちょうどライブ中継中だったので、起きてテレビつけた。でも、あっという間に再び睡魔が襲ってきて、ほとんどまともに見ていなかったり。HTCが暫定TOPでゴールしたところは覚えてるんだけど、その後結局眠りに落ちて、後でレース結果を確認したらそのままTOPだった。先頭でゴールしたカヴェンディッシュがそのままリーダージャージ獲得とのこと。

個人的にチームTTってみてて楽しいので、ホントはもっとじっくり見たかったんだけどなー…。さすがにあの時間帯では自分には無理っす。録画してあるけど、レース結果知っちゃうとなかなか見る気にならないんだよな。。

で、今度は夜に第2ステージ。こっちはテレビをつけっぱなしにしつつ、昨日からはまり始めてしまったシュタインズ・ゲートを遊びながらのチラ見モードに。今回のブエルタ観戦は、いろいろあって省エネモードで行こう、と思ってるので、平坦ステージはずっとながら観になりそう。ゴール前だけがっつり楽しもうという魂胆です。

さて、そのゴール前スプリントはというと。リクイガスが綺麗なトレインを組みつつベンナーティがさっぱりで、かわりにあがってきたランプレアシストとペタッキ、そのすぐ後ろからカヴェンディッシュとファラーという、ツールでもよく見た光景の再現になって、レース中調子がいまいちだった?らしいカヴェンディッシュが先頭に躍り出て、そのままゴールかと思いきや、なんとなんとのFDJジャージ!ウタロヴィッチが華麗にカヴェンディッシュを交わしてそのままゴール!個人的に、ちょっと目を疑いたくなる光景でしたよw

さらに待っていたのは、衝撃の表彰シーン。ポイント賞ジャージの表彰台にあがったカヴェンディッシュのジャージに注目。
VaE_St2 本人は間違いに気づいていたのだろうか……(Capyblr)




あれ?FDJ??

これまで何度も、スペインクオリティーとかブエルタクオリティという言葉を耳にしてきたけど、これは強烈すぎるだろうww

2010年8月27日金曜日

サーヴェロテストチーム解散

ここ数日の間、一気に噂が広まったサーヴェロ解散のニュース、公式発表があった模様。

Cervélo confirms it will end cycling team(cyclingnews.com)
http://www.cyclingnews.com/news/cervelo-confirms-it-will-end-cycling-team

ことの顛末は、tannenbaum居眠り日記さんのところが詳しくてわかりやすいです。

・サーヴェロ、ホントにテスト終了か(ガーミンに部門売却、もしくは解散?)
http://d.hatena.ne.jp/tannenbaum/20100826#p1

・テスト終了に関する正式発表はまだ、噂は肯定
http://d.hatena.ne.jp/tannenbaum/20100826#p2

・やっぱり合併ということだった?「来年はガーミン・サーヴェロチーム」
http://d.hatena.ne.jp/tannenbaum/20100826#p3

・代理人たち、緊急発進
http://d.hatena.ne.jp/tannenbaum/20100826#p4

・テスト終了につき、公式発表
http://d.hatena.ne.jp/tannenbaum/20100827#p1

解散理由は、「現在レベルのレースに出場を確保するためにはプロツアー登録が必要となったことで、今以上の予算を割くことは不可能だから」とのこと。そりゃ、1フレームメーカーがプロチームを抱えるのは、さすがに無理あるだろうしなぁ。こればかりは仕方のない経営判断なのではないだろうか。

でも、ガーミンは来期もフェルトとフレーム提供の契約済み、みたいな話をどっかで見た気もするし、どうするんだろう。個人的にサーヴェロのバイクが好きなので、プロツアーレースでサーヴェロのバイクを見かけなくなっちゃうような事態になっちゃうとちょっと悲しいけどな。。